不安定な飛行姿勢で飛距離は伸びず、
激しい着水が魚の逃走本能を目覚めさせ、
不規則なアクションがバイトの隙を与えず、
一度入った捕食スイッチを一瞬で消し去ります。
※ 注意:ハンドメイドのため、同じルアーは作れません。
作製したルアーでは釣ったことありません。
2013年の冬。意気揚々と出撃した沖磯で事件が起きた。
既製品のルアーを投げ倒しても釣れない僕の横に、見たこともないビックルアーを投げるアングラーがエントリーしてきて、青物を次々にヒットさせ度肝を抜かれた。あまりの完敗っぷりに尋ねると自作のルアーを使用されていた。ルアーの操作も真似てみたり、取り込んでいる時を見計らって、ヒットしたポイント近くにこそっと投げてみるもノーバイト。チラチラ横目で自作ルアーをチェックしてみるも決して綺麗とは言えない仕上がり。なのにピカピカの既製品ルアーがノーバイト。恥を惜しんで聞いてみるとホームセンターで売っているバルサ材をヤスリで加工して作っているとのこと。市販のものは高いでしょ?っと。
僕の心に衝撃が走りました。
ルアーを自分で作って釣る。こんなにロマンチックでワクワクすることはない。
帰ってから必死こいて調べ、ついに完成!
猪突猛進ルアーの誕生である。
あとは釣るだけ。2017年、奇跡は起こるのか。
乞うご期待!